キッチンは暮らしの要

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キッチンは、生きる基本としての「食」を支える重要なステージ。食べ物をつくるキッチンは暮らしの要となり、住む場所の中心的存在となってくるのも自然なことです。
新しい家づくりはの始まりは、キッチンを中心としてプランニングを進めてゆきます。

◆大切な場所

キッチンの設計を考えたとき、その形は家庭により微妙に変化してゆきます。家事全般の中心となるキッチンは、調理作業だけでなく、暮らしの生活動線と考え合わせること、コミュニケーションの場所として考え合わせることが重要になってきます。
効率の良い調理作業から、暮らしの基本をつくる動線計画、家族や友人とのコミュニケーションを行える環境つくりまで。
キッチンは幅広い視野で計画しなければならない、住宅のなかで最も大切な場所といえるでしょう。

キッチンのオープン化

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「ダイニングキッチン」と呼ばれるように、日常生活では、キッチンとダイニングは切っても切り離せない関係にあります。さらに近年の傾向では、ダイニングキッチン&リビングをワンルーム化して、できるだけ開放的なオープン空間を求める傾向にあります。
では、オープン空間に存在するキッチンを計画する場合、どのようなことに注意して計画するとよいのでしょうか?

◆空間に溶け込ますデザイン

キッチンをオープン化する場合、どのように空間と調和させるかが、重要なポイントとなってきます。乗松工務店では、キッチンとしての存在感を抑え、空間に溶け込ませたい場合、キッチンをオリジナル化して、家具のようにデザインをする手法を取り入れています。
設備としてではなく、家具的要素を持たせたキッチンとすることで、空間全体のクオリティーを高めようとする設計手法です。

長期優良住宅の認定基準に対応しています

「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」は、住宅を長期間にわたって長く使用することにより、住宅の解体や除去に伴う廃棄物の排出を抑制し、環境への負荷を軽減するとともに、建てかえによる国民の住宅に関する負担を軽減し、より豊かで優しい暮らしへの転換を図ることを目的としています。
この法律の制定とともに長期優良住宅の認定制度がスタートし、認定のための技術基準が設けられました。

その主な内容が下の表です。
これまでの一般の住宅と比べると、技術的にもコスト的にもハードルが高くなっています。
コストに関しては国土交通省の試算によると、一般の住宅では坪10万円ほどのコストアップになる内容とされています。
耐震性
耐震等級2以上
維持管理・更新の容易性
維持管理等級3
劣化対策
劣化対策等級3
省エネルギー性
省エネルギー対策等級4
※認定については、一定以上の床面積が必要になります。
※認定基準についての詳細は、国土交通省ホームページ「認定基準の概要」PDFをご覧ください。
※試算についての詳細は、国土交通省ホームページ「長期優良住宅に関わる標準的な性能強化費用相当額を定める国事」PDFをご確認ください。
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